やぐらはレンタル？購入？夏祭りでの盆踊りの楽しみ方
参加者の思い出に残る夏祭りにするには、雰囲気作りがとても重要です。雰囲気作りにおすすめの出し物のひとつに「盆踊り」がありますが、昔と今の盆踊りを比べるとおもしろい変化がみられます。今回は、最近の盆踊り事情と盆踊りを盛り上げるためのポイント、さらに盆踊りのステージとしておすすめの「やぐら」の入手方法とそのメリットをご紹介します。
■若者も気軽に楽しめる！最近の盆踊り事情
2016年に福島県で開催された「オカエリ夏祭りin小高2016」では、メイド服やロボット、アニメキャラなどのコスプレをして参加できる盆踊りが行われました。もちろんコスプレをしていなくても参加でき、まさに老若男女を問わず楽しめる出し物といえます。コスプレ盆踊りの他、アニソンのど自慢大会やご当地アイドルのライブなど多彩な出し物が行われました。
同じく2016年に神奈川県で開催された「大本山總持寺「み霊祭り」納涼盆踊り花火大会」では、若い本物の坊さんDJによる夏フェスのような盆踊りが行われました。派手やかな照明や花火を取り入れ、やぐらの上の坊さんDJと参加者とでコール＆レスポンスをするなどして大成功を収めており、今や夏の風物詩として例年開催されています。
■盆踊りを盛り上げるために意識しておくべきこと
参加者が盆踊りを最大限に楽しめるかどうかは、会場の雰囲気作りにかかっています。以下のポイントを押さえておきましょう。
・司会は思い入れのある人に依頼する
中でも重要な役割を担っているのが司会者で、例えばラジオのパーソナリティなど外部の人間に司会を依頼する場合は、どのシーンでどの程度盛り上げればよいのかを事前に共有しておく必要があります。これは、外部の人間であるがゆえに思い入れのない淡々とした司会をされたり、盆踊りの最中に喋り続けて唄が聞こえないなどのトラブルが起きたりするのを防ぐため。楽しんでいる参加者の気分を台無しにしないためにも、司会者は「盆踊りを楽しんでほしい」という気持ちがある人に依頼するのがおすすめです。
・踊り方を指導できる人を用意しておく
盆踊りは誰でも参加できる出し物ですが、中には踊り方を知らないという方もいるかもしれません。踊り方が分からなくても楽しみたいという方のため、踊り方を指導できる人を用意しておくことをおすすめします。踊りを専門とする団体に依頼する他、スタッフが事前に基本の動きを覚えておくのもよいといえます。
・照明の明るさや色合いを調整する
盆踊りの雰囲気を盛り上げるには照明が非常に重要です。ぼんやりと淡い照明は盆踊りの雰囲気にぴったりで、逆にきらびやかなネオンサインは一般的な盆踊りには似合わず、寒々しい雰囲気になってしまう恐れがあります。やぐらに吊した提灯を利用してやわらかな明るさにするなど、照明も工夫することが大切です。なお、参加者の転倒のリスクを防ぐためにも、真っ暗にするのはNGです。
■盆踊りに必須な「やぐら」の入手方法別のメリット
やぐらの入手方法は主にレンタルと購入の2つ。それぞれにメリットがあるため、比較した上で選びましょう。
・やぐらをレンタルするメリット
レンタルのメリットは、やぐらを収納するスペースを確保する必要がないというもの。夏祭りが終わり次第すぐに返却することになるので、「収納スペースを確保するのが難しい」という場合におすすめです。
やぐらをレンタルする際は、インターネットを利用して業者のホームページから希望するやぐらのタイプやレンタル日時、期間などを選びます。料金は業者により異なり、骨組みのみで6万円～25万円が相場です。もちろんレンタル期間が長くなる場合や、骨組みの他にも提灯やスピーカー、音響デッキなどをレンタルする場合は料金も高くなります。
・やぐらを購入するメリット
購入のメリットは、いつでも好きなときに活用できるというもの。パーツを使用してさまざまな用途で活用できるやぐらもあり、これなら夏祭り以外のイベントでも重宝します。
もしも毎年必ず開催するような大規模な夏祭りであれば、やぐらは購入したほうがお得です。またレンタルの場合は、時期になると多くの団体が一気に借りるため「レンタルのやぐらが借りられない」というケースも考えられますが、購入しておけばその心配もありません。
弊社で取り扱うアルミ製やぐらは折りたたみ式で、少ない人数で簡単に設営・撤去することができます。準備に多くの人員を確保することが難しいという場合も安心です。加えて、アルミは耐久性に優れているため劣化の心配が少ないという点もポイント。弊社のアルミ製やぐらはパーツとパーツの間にゴム素材のシートを挟んでいるため、歩いたり踊ったりする際に不快な金属音が鳴ることもありません。
■やぐらを設営して盆踊りを存分に楽しもう
昔から夏祭りのメインイベントとして人気の高い盆踊りですが、最近はコスプレやDJを取り入れるなどの一風変わった楽しみ方も増えています。こういった新しい文化を取り入れるのもおすすめですが、昔ながらの伝統的な盆踊りでも、ポイントを押さえておけば全員で楽しむことが可能です。迫力満点のやぐらで夏祭りならではの雰囲気を演出しつつ、盆踊りを楽しみましょう。
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