宝くじ助成金でやぐらがほしい!申請書の書き方と必要書類一覧
宝くじ助成金は、宝くじの収益を財源として地域づくりや街づくりに活かすための助成金です。宝くじ助成金の対象には、アルミ製ステージやひな段や観覧席の他、やぐらや太鼓など地域のお祭りに欠かせないアイテムも含まれています。そこで今回は、やぐらを購入する際に利用したい宝くじ助成金の申請書の書き方や必要書類、書類記入の際の注意点をご紹介します。
■コミュニティ助成事業「助成申請書」の書き方
宝くじ助成金の対象事業例には、地域のお祭りやイベント、地域防災事業や青少年健全育児業などがあげられます。また、地域住民のコミュニティ活動に必要なコミュニティセンターや自治会集会所の建設・修繕なども宝くじ助成金の対象です。宝くじ助成金の一般コミュニティ助成事業の金額は、1件につき100万円から250万円までの10万円単位と定められています。
宝くじ助成金を受けるためにまず必要なのは、「コミュニティ助成事業助成申請書」です。コミュニティ助成事業助成申請書の「事業実施主体」「事業実施主体の説明」の欄には、コミュニティ組織の概要や活動内容、主な活動地域を記します。「○○県○○市で、○○の活動を行っている自治会・公民館です」というように、簡潔に分かりやすく記入しましょう。宝くじ助成金は地域づくりや街づくりに活かすためのものなので、それらに貢献できる活動であることをしっかりアピールすることが大切です。
毎年秋ごろに翌年度の事業申請受付が行われるので、期間が終了するまでにコミュニティ助成事業助成申請書に必要情報を記入の上、その他の必要書類をそろえて提出する必要があります。
■申請時に必要となる書類
宝くじ助成金を申請するための必要書類は、以下のようなものがあげられます。
・コミュニティ助成事業助成申請書(別記様式第1号及び別表)
・副申書(別記様式第2合)
・チェックリスト
・事業実施主体規約
・事業種実施主体の平成○○年度事業計画及び予算書
・金額積算根拠(見積書等)
・事業内容に関する資料
・建物工事に関する図面(平面図・立面図等)
・財源に関する資料
・議事録
申請内容や活動によっては、「実行委員会等の構成員を示す資料」や「公益法人に関する資料」など他の書類が必要になる場合もあります。万が一の不備がないように、必要な書類と提出しなくても問題ない書類をしっかりと把握しておきましょう。
■必要書類を提出する際の留意点および注意点
宝くじ助成金の申請書類を提出する際は、いくつかの注意点を把握しておく必要があります。例えば「コミュニティ助成事業助成申請書(別記様式第1号及び別表)」、「副申書(別記様式第2合)」、「チェックリスト」の3つの書類は原本で提出する必要があり、コピーでの提出は不可となっているので注意が必要です。事業実施主体規約や金額積算根拠(見積書等)、事業種実施主体の平成○○年度事業計画及び予算書はコピーで提出しても問題ありません。事業実施主体が市町村である場合、事業実施主体規約の提出は不要です。
「事業内容に関する資料」については、カタログなどのカラーコピーや事業の説明資料、企画書などを提出します。金額積算根拠(見積書等)を提出する際は、購入するやぐらの品番の記載を忘れずに行いましょう。
■まずは書類をそろえて申請&やぐらの購入へ!
宝くじ助成金は、安全な地域づくりや地域のコミュニティ活動に充てることができる助成金です。お祭りに欠かせないやぐらも、この宝くじ助成金を使って購入できるアイテムのひとつ。宝くじ助成金の申請にはさまざまな書類の提出が必要であり、万が一不備があった場合は二度手間になってしまいます。申請をスムーズに通すためにも、上記でご紹介した情報を参考に必要書類をそろえていきましょう。
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